彼に依存していた過去

「前に進む」という選択をしましたが、彼のいない日々は想像以上に辛く悲しい日々でした。
彼にはもう会えない・・・そう思うだけで胸が苦しくなり無意識に涙があふれてきます。
何をするにも無気力でした。
今思えば、私は彼に依存していたと思います。
例えば・・・
- 彼がいれば他には何もいらない
- 彼と会うために、友達との予定があっても平気で嘘をついてドタキャンする
または、友達と会っていても早めに切り上げようとする - 彼以外の人と会っていても退屈だと思ってしまう
- そもそも彼以外の人との予定はほとんど入れない
- 彼の思考や行動を支配、束縛しようとする
- 彼が私以外の人との予定を楽しみにしていることが嫌
- 「会いたい」という一心で彼の予定も考えずに会いに行く
こんな私ですので、当然友達とも疎遠になっていきます。
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私が彼に依存してしまった原因は、自分に自信がなかったことと、一緒にいて安心できると思った男性は彼が初めてだったこと、この二つが主な原因だと思います。
「こんなに好きになれる人はこの先もう二度と現れない」そう思い込んでしまっていました。
しかし、彼に依存している日々が本当に幸せだったのか・・・
もちろん、幸せを感じたことはたくさんありました。
その一方で「彼に会えなくて辛い」「彼に会えなくて苦しい」そう思うことがたくさんあったことも事実です。
お互いを尊敬し信頼し合える、会っていないときでも次に会う日を楽しみに待っていられる、彼以外にも他に楽しみなことがある、そんな自立した関係が良好な関係だと今はそう思えます。
これを読んでいるあなたも、もし私があげたリストの中に当てはまる事柄があったとしたら、それは「相手に依存している」ということかもしれません。
そんなあなたに役立つ知識や情報を、このブログではたくさん更新していきますので、ぜひお役立てくださいね^^
yuuが立ち直るまで

「距離を置きたい」と言われて1、2ヵ月経ったころ。
私は、だんだんと彼のいない生活に慣れ始めていました。
「彼がいないと生きていけない」という思いとは裏腹に、私は何とか日々の生活を送っているのです。
「彼がいなくても大丈夫」と思うことができました。
そう思えるまでには、色々なことがありました。
当時、派遣でスーパーのレジ打ちの仕事をしていた私は、彼と距離を置くようになってから、仕事に身が入らず、とにかく淡々とレジ打ちをこなしていました。
お客さんに対して、きっと不愛想になっているな・・・と自分でも自覚はありました。
そんなある日のこと、一人のお客さんが
「もっと笑顔の方がいいよ」
と声をかけてくださったのです。
不愛想な態度の店員に対して、怒る様子もなく、お会計のときに優しく声をかけてくれました。
そのときは「こっちの気も知らないで・・・」と心の中でつぶやきながら、苦笑いで会釈することしかできなかったのですが、後々「このままではダメだ」と思うようになります。
そのきっかけをくれたこのお客さんには、その後会うことはありませんでしたが本当に感謝しています。
それからしばらくして、私は仕事を辞めました。
何か新しいことを始めようと思ったのです。
仕事以外で何かに挑戦してみても良かったのですが、これといって趣味がなかったこともあり、とりあえず新たな職に就くことにしたのです。
最初は、居酒屋でアルバイトをしました。
個人が経営している近所の小さな居酒屋で、慣れない仕事で失敗することもありましたが、新人の私を気にかけてくれたり、仲良くしてくれる常連の方々に助けられ、楽しく日々を過ごすことができました。
仕事をしている間は、仕事を覚えることに一生懸命で彼のことを忘れられました。
しかし、田舎の小さな居酒屋だったので、経営状態はあまり思わしくなく1、2ヵ月で辞めることとなってしまいます。
次に、電子ピアノを製造している工場で派遣として働くことになりました。
元々何かを作ることが好きだったので、電子ピアノの組み立てはとても楽しかったのを覚えています。
後に派遣から直接雇用で雇ってもらえることとなり、長くお世話になる会社でもあります。
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だんだんと精神的にも安定してきました^^
また、自分磨きにも力を入れるようになります。
彼のことを「見返してやる!!!」という気持ちもあったと思います。
美顔スチーマーを購入してみたり、髪型を変えてみたり、明るめの洋服を買ってみたり・・・
自分を磨くことで、自信にもつながります。
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クレンジングをするとお肌がスベスベになります^^
こうして、3ヵ月経ったころには、様々なことを前向きにとらえられるようになったのです。
偶然の再会

新たな仕事も始め、自分磨きにも精を出し、今まで疎遠になっていた友人ともまた遊ぶようになり、充実した生活を送っていました。
そんなある日のことでした。
その日は母とショッピングセンターに行き、買い物を楽しんでいました。
ちょうど通りかかったお店が気になった母は、そのお店に入っていきましたが、歩き回って疲れていた私はお店の外のベンチに座って待つことにしました。
ボーっと携帯を眺めていると、すぐ隣に誰かが座る気配がしたのです。
そーっと隣を見ると、そこにはこちらを見て微笑んでいる彼がいました。
久しぶりに見るその顔にドキッとしたことを昨日のことのように思い出します。
その場ではお互いの近況など当たり障りのない話をしました。
そして「また連絡する」という一言を残し彼は立ち去っていったのです。
彼と距離を置いてから4ヵ月目の出来事でした。
そして、ここから結婚するまでの展開が早かったのです。
彼に真実を聞いたyuuは、その場では納得したものの不安が消えることはなく、ことあるごとに彼を問い詰めてしまう。
追い詰められた彼はyuuに「距離を置きたい」と伝える。
その日以降、彼との連絡が一切とれなくなってしまう。
覚悟を決め、「前に進もう」と別れを決意したyuuだったが・・・!?